理想の職場が「消えた」日。会社設立中止という想定外の事態に、私が思ったこと

2026/02/24

小2ママの働き方体験談シリーズ

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 会社の設立には少し時間がかかりそうだということで、派遣会社を交えて協議をした結果、まずは個人事業主への派遣として、代表に就任する予定の弁護士さんのもとで、リサーチ業務などを手伝いながら、会社設立を待つことになり、1月末に働き始めました。

4月に入っても、会社の設立はまだでしたが、金融庁の認可が必要な業種(信託業)ということもあり、設立が遅れること自体に違和感はありませんでした。

小2の壁を乗り越え、やっと見つけた「フルリモート・高時給・専門職」という理想の派遣先。しかし、待っていたのは、誰もが予想しなかった結末でした。


1. 信じて待った「進展」のとき

「6月ごろに動きがありそうです」 その言葉を信じて、私は準備を進めていました。

むしろ、設立準備中ゆえに「今日は作業がないのでお休みで大丈夫です」という日があっても、契約に基づき給与を保証してくれる。そんな派遣先(および代表の先生)の姿勢に、私は**「なんて誠実な職場なんだろう」**と、全幅の信頼を寄せていたのです。


2. 突然告げられた「設立断念」の知らせ

6月に入ってしばらく経ったある日。いつもと少し違う、重い空気の中でオンライン面談が始まりました。

「今回の会社設立は、見送ることになりました」

画面越しの言葉が、すぐには理解できませんでした。 「えっ、じゃあ私の仕事は?」「あの求人票の未来は?」 頭の中が真っ白になり、数秒間、沈黙が流れました。


3. 「裏切られた」とは思わなかった理由

普通なら「せっかく正社員を辞めてまで調整してきたのに!」と怒りが湧いてもおかしくない場面です。でも、不思議と私の中に怒りはありませんでした。

なぜなら、その後の対応がどこまでも誠実だったからです。

  • 「8月末の契約満了までは、責任を持って雇用を継続します」

  • 「一緒に働きたかったから、本当に残念です」

状況は最悪でしたが、代表の先生の言葉に嘘はないと感じました。ビジネスとしての撤退はやむを得ない。それでも、最後まで私を一人の人間として尊重してくれたこと。それが、私にとっての救いでした。


4. 振り出しに戻る絶望、それでも。

とはいえ、現実は残酷です。 「また、仕事を探さなきゃいけないの?」 「小2の壁、フリーランス、派遣……いつになったら私は落ち着けるんだろう」

少しだけ、心が折れそうな音がしました。期待が大きかった分、その反動は痛かったです。 でも、この派遣会社が紹介してくれた「質の高い案件」と「丁寧なサポート」だけは本物でした。

「よし、もう一度この会社で、次を探してみよう」

そう前を向けたのは、この「終わり方」が誰かを恨むようなものではなかったからだと思います。


まとめ:期待した分だけ、道は険しい

理想の働き方を見つけるのは、一筋縄ではいきません。 でも、今回の経験で「本当に誠実な組織は存在する」と知れたことは、私の財産になりました。

また一からスタート。 でも、もう「無職」になった時のあの恐怖はありません。一度歩き出した道だから、また次を見つければいい。

……そう思っていた私に、この後さらなる試練が待ち構えていました。


次の記事予告

「次こそは長く働きたい」。 そう願って決めた新しい派遣先。しかしそこは、まさかの1ヶ月で退職することになる職場でした。 一体、何が起きたのか?次回、「小2の壁サバイバル、第2章」が始まります。


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