理想だったフルリモートの職場が消え、私は大きな決断をしました。 「在宅にはこだわらない。その代わり、短時間でパッと帰れる仕事を探そう」
そうして決まったのが、表参道にあるヘアカラー専門店を展開する企業の事務。週3日、14時(※水曜13時)退勤。時給1,850円。 条件だけを見れば「勝ち取った!」と言える内容でしたが、現実はわずか1ヶ月で幕を閉じました。
1. 期待していた「事務」と、目の前の「内職」
職場見学で聞いていたのは、新店舗出店に伴う契約サポートや事務全般。 これまでのキャリアを活かせる仕事だと思っていました。しかし、初日から任されたのは……
レターパックの宛名を手書きする
新店舗へ送る備品の箱詰め
展示用カラー剤の箱に、きれいにシールを貼る
もちろん、どれも会社にとって大切な仕事です。でも、私は気づいてしまったのです。 「私は、こういう『作業』が得意ではないし、心も動かない」ということに。
2. 「フルリモートを捨てた代償」が重くのしかかる
往復の通勤時間をかけ、フルリモートという特権を捨ててまで来ている。 なのに、やっていることはシール貼り。
電車に揺られながら、何度も自問自答しました。 「私、何のために正社員を辞めたんだっけ?」 「この仕事に、私の10年のキャリアは必要なんだろうか?」
やりがいを求めていたわけではない、と思っていました。でも、**「自分が介在する価値」**を感じられない場所で働き続けるのは、想像以上に過酷なことでした。
3. 地味に体力を削った「お昼休憩なし」の盲点
もう一つ、私の計算違いだったのが「お昼休憩がない」ことでした。 10時〜14時の短時間勤務。休憩がないのは制度上当然ですし、何より「早く帰って子供の習い事に間に合わせたい」という私自身の希望でもありました。
でも、実際は……
ランチを食べる時間がない
一息つく「空白の時間」がない
息つく暇もなく夕方の育児・家事ラッシュへ突入
結果、疲れが全く抜けなくなりました。正社員時代やフリーランス時代、いかに「自分のペースで一息つく時間」に救われていたかを痛感しました。
まとめ:「続かない人」と言われてもいい
1ヶ月で辞めると伝えたとき、「根性がないと思われるかも」「続かない人だと思われるかも」と自分を責める気持ちがなかったわけではありません。
でも、**「違和感を無視して働き続け、家族の前で笑えなくなること」**の方が、私にとっては大きな失敗だと思ったのです。
この1ヶ月で、ようやく自分の「働き方のパズル」の形がはっきりしました。
在宅かどうか
時間が短いかどうか だけでなく、「自分が価値を出せている感覚(仕事の質)」。 これが欠けていると、私は私でいられないのだと。
次の記事予告
「もう後がない」。 そう思いながら挑んだ3社目の派遣先。そこで私は、ようやく「小2の壁」への最終回答を見つけることになります。 次回、「三度目の正直。ようやく見つけた、私の居場所」。
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