「在宅フリーランスは自由すぎて不安定、でも正社員は重すぎる」 そんな私が、妥協せずに探し続けてようやく出会ったのが、ある「派遣」の求人でした。
画面を見た瞬間、思わず二度見しました。
完全在宅(フルリモート)
週2〜3日勤務
15時〜16時退勤OK
時給 2,200円
「こんな条件、本当にあるの……?」と半信半疑のまま、私はエントリーボタンを押しました。
1. 専門スキルを活かせる「信託事務」との出会い
その求人は、大手法律事務所グループが新しく「信託会社」を設立するためのスターティングメンバーの募集でした。
業務内容は、スタートアップの信託会社での財産管理や書面作成などの事務サポート。 一般事務よりも少し専門性が求められる「信託事務」だったため、時給も高く設定されていました。
希望通りの就業条件で、これまでの会社員経験を活かした挑戦ができる。そのバランスが、当時の私にはとても魅力的に映りました。
2. オンライン職場見学で感じた「心理的安全」
職場見学(面談)はオンラインで行われました。 お相手は、代表に就任予定の弁護士の先生。緊張していた私に、先生は穏やかに問いかけてくれました。
「お子さんの急な対応が必要な時は、柔軟に調整しましょう」
「まずは無理のない時間からスタートしましょう」
正社員時代に感じていた「子供のことで謝り続けなければならないプレッシャー」が、すっと消えていくのを感じました。「ここでなら、母親としての自分を否定せずに働けるかもしれない」。久しぶりに、社会から必要とされている実感が湧いてきました。
3. 「組織に守られている」という圧倒的な安心感
1月末から業務がスタート。実際に働き始めて感じたのは、フリーランス(業務委託)時代にはなかった**「守られている安心感」**でした。
PCは会社貸与: 自分の端末を使う不安や責任から解放されました。
報酬の透明性: 「このチャット返信は報酬になる?」と悩む必要がなく、勤務時間に対して正当に給与が支払われる。
時間外の自由: 業務時間外にチャットを気にする必要がなく、オンオフの切り替えが明確。
週2日、9時から15時までの勤務。 これなら、小2の娘を笑顔で迎えられ、夕食の準備も余裕を持ってできる。 「遠回りしたけれど、ようやく理想のバランスに辿り着いた」と、心から安堵していました。
まとめ:小2の壁の答えを見つけた、はずだった
正社員を辞めてから、ずっと足元がふわふわしているような不安の中にいました。 でも、この派遣先に出会えたことで、「働き方は一つじゃない」「自分に合う場所は必ずある」と確信できたのです。
収入、時間、家族との距離感。 すべてが完璧に整ったパズルのピース。
……しかし、この「完璧な理想郷」は、ある日突然、音を立てて崩れることになります。
次の記事予告
「会社設立が、なくなりました」。 順調に見えた派遣生活に、突如突きつけられた非情な通告。次回、「理想の職場が消えた日」。私のサバイバルは、まだ終わりませんでした。
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次の記事:理想の職場が「消えた」日。会社設立中止という想定外の事態に、私が思ったことを詳しく読む
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