「家で働けるなら、どんな条件でもいい」 小2の壁にぶつかり、藁をも掴む思いで始めた在宅フリーランス。
私が選んだのは、オンラインアシスタントサービス「フジ子さん」でした。通勤ゼロ、人間関係のストレス極小。一見、理想的な環境に見えたこの働き方には、実際にやってみて初めて分かった**「正社員経験者ゆえの落とし穴」**がありました。
1. 会社員スキルがそのまま活かせる「やりがい」
オンラインアシスタントの業務は、メール対応や資料作成、経理補助など、いわゆるバックオフィス業務がメインです。
特別な資格は不要。それよりも、
相手の意図を汲み取って先回りする
全体のスケジュールを把握して調整する といった、10年以上の会社員生活で染み付いた「当たり前のスキル」が驚くほど感謝され、大きなやりがいを感じていました。
2. 【メリット】手に入れたのは「夕方の余白」
在宅ワーク最大の恩恵は、やはり「物理的なゆとり」でした。
子供が学校から帰る時間に「おかえり」と言える。
急な体調不良や学校からの電話にも、動じず対応できる。
通勤に使っていた往復4時間が、そのまま「家族の時間」や「家事の時間」に変わる。
正社員時代、常に何かに追われていた私の心に、少しずつ静かな時間が戻ってきました。
3. 【本音】「時給換算」に愕然とした理由
しかし、続けていくうちに、ある「違和感」が膨らんでいきました。それは、報酬の仕組みです。
オンラインアシスタントの報酬は、基本的に「実働時間(作業時間)」に対して発生します。ここに、正社員感覚が抜けない私の「落とし穴」がありました。
報酬になる時間: 実際に資料を作っている、メールを打っている時間。
報酬にならない時間: チャットの確認、他メンバーとの連携、業務の流れを把握するための下調べ。
「完璧に仕事をこなしたい」「チームが円滑に回るように調整したい」と動けば動くほど、**報酬の発生しない「見えない稼働」**が増えていきました。結果として時給換算すると、驚くほど低い金額になっていたのです。
4. 自由だけど「守られていない」という孤独
フリーランスは、どこまでも自己責任の世界です。
有給休暇はない。
自分の代わりはいない。
収入は稼働量に直結し、安定しない。
「自分の担当範囲だけを淡々とこなす」と割り切れれば最高な環境ですが、チームでの成果や責任感を重視しすぎる私には、この**「守られていない自由」**が次第に重荷になっていきました。
まとめ:私に足りなかったのは「バランス」だった
オンラインアシスタントという経験は、私に「在宅でも働ける」という自信をくれました。でも同時に、**「自分には、完全な自由よりも、少し守られた環境が必要だ」**という自己理解も深めてくれました。
お金だけじゃない。でも、やりがいだけでもない。 子供との時間を守りつつ、自分の価値も正当に認められる「ちょうどいい場所」はどこか。
模索し続けた私が次に行き着いたのは、**「派遣」**という選択肢でした。
次の記事予告
「正社員はしんどい、でもフリーランスは不安定」。 そんな私が、なぜあえて「派遣社員」という道を選んだのか?次回は、**今の私にフィットした「第3の選択」**について詳しくお話しします。
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