退職して、まだ1か月も経っていませんでした。
本当は、失業保険をもらいながら少し休むつもりだった。
でも私は、3か月という期限に追われていました。
次女の預かり保育の「保育の必要性」が認められるのは、求職中なら3か月。
その間に働き始めなければ、取り消し。
焦りのなかで、私はある制度を知ります。
**「再就職手当」**です。
失業保険をもらう前でも、再就職手当はもらえる
ハローワークで説明を受けたとき、正直驚きました。
「早く再就職した人には、手当が出ますよ」
私はまだ、失業保険の1回目の給付前。
それでも条件を満たせば、
基本手当の残日数に応じてまとまった金額が支給されると言われました。
つまり、
のんびり失業保険を受け取るよりも、
早く働き始めたほうが、結果的に多く受け取れる可能性がある。
知らなかった。
会社員を10年以上やってきたのに、
こんな制度があることをちゃんと理解していなかった。
「早く働く=損」だと思っていた私の思い込みが崩れました。
じゃあ、何で働く?正社員はもう怖かった
問題はここでした。
正社員に戻る?
退職した会社より良い会社を見つける自信なんてない、もう戻るつもりはなかった。
小2の壁で限界を感じて辞めたのに、
また同じ働き方に戻る勇気はありませんでした。
でも、完全な専業主婦になる覚悟もない。
派遣社員や契約社員といった働き方を模索しましたが、フルリモートで短時間勤務という条件の仕事はなかなかない。
そんなときに知ったのが、業務委託契約を締結してフリーランスになるという選択肢でした。
そして「オンラインアシスタント」という働き方に出会うのです。
オンラインアシスタントという選択肢
私が採用されたのは、
フジ子さん というオンラインアシスタントサービス。
在宅で、企業のバックオフィス業務をサポートする仕事です。
-
メール対応
-
資料作成
-
リサーチ
-
経理補助
-
スケジュール管理 など
「これなら私にでも出来るんじゃない?」
そう思いました。
特別な資格がなくても、
会社員経験そのものがスキルになる世界。
それは、少しだけ希望でした。
フリーランスになるって、思ったより“あっさり”
とはいえ、内心は不安だらけ。
・収入は安定するの?
・本当に仕事はあるの?
・社会的信用は?
でも、やるしかなかった。
開業届を出し、
業務委託契約を結び、
「フリーランスです」と名乗る。
肩書きは突然変わりました。
それでも私は、前向きな気持ちでした。
再就職手当は、思ったより大きかった
結果として、私は再就職手当を受給しました。
失業保険の初回給付前だったため、
支給残日数が多く、想像よりまとまった金額になりました。
あのときの安心感は、今でも覚えています。
ドキドキしながらハローワークで職員の方に相談したとき。
最初の契約期間は3か月で、延長する前提ではあるものの、継続性が認められるか不安でした。
でも、期間1年の契約更新をした後の申請で問題ないことを教えてもらえました。
慣れた様子で「業務委託契約の締結でしたら、この書類を出せば大丈夫ですよ。書類が整ってから出せば大丈夫です。」と優しく説明してくれました。
もし知らなかったら。
ただ失業保険をもらいながら様子を見ていたら。
私はきっと、別の選択をしていたと思います。
オンラインアシスタントは、実際どうだった?
正直に書くと、
・自由だけど、守られていない
・在宅だけど、責任は重い
・時間は調整できるけど、収入は比例しない
甘くはありませんでした。
でも、
「通勤がない」というだけで
こんなに心が軽いのかと驚きました。
子どもが体調を崩した日、
罪悪感よりも「調整すればいい」と思えた。
これは、会社員時代にはなかった感覚です。
私は“逃げた”んじゃなかった
小2の壁で仕事を辞めたとき、
私は負けたと思っていました。
でも今は少し違います。
私は、
「自分に合う働き方を探す側」に回っただけ。
正社員か、専業主婦か。
その二択しかないと思っていた世界に、
グラデーションがあると知った。
その第一歩が、フリーランスでした。
(このあと、派遣という選択肢にも出会います)
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